《小説紹介》贖罪のブラックゴッド　～果てなき誓いをこの胸に～

贖罪のブラックゴッド　～果てなき誓いをこの胸に～読ませてもらいました
柊　春華様の作品で「ノベルバ」「小説家になろう」「Alight」でジャンルはハイファンタジーで完結してます…！

あらすじ「小説家になろうから抜粋」
少女は神を憎み、人を恨み、己の運命を呪っていた。
他人の嘘を見抜く力を持っていながら、それでも他人に傷つけられてきた彼女は誰も信じられなくなっていた。
黒神輝は銀色の少女と約束を交わした。
「俺はあんたを傷つけない。俺はあんたを裏切らない。あんたを傷つけようとする奴らから、俺はあんたを守る」
善意などではなく、かつての過去を悔やんだが故に。

千年前、世界は一度滅びた。
神々による戦争――神滅大戦によって。
世界人口は半減し、築き上げた文明は人智を超えた力によって崩壊した。
死した神々の亡骸は魔力素となって大地に降り注ぎ、生まれ出でた凶悪な魔獣が滅びた世界を跋扈する。
それでも人は千年の時を経てかつての生活を取り戻した。
しかして神は死して滅びることはなく。
輪廻を巡り人へと宿る。
神の力を持ち、神の魂を宿した子供たち。
大人となれば神に肉体を奪われて千年前の争いを再現させる。
戦渦を孕む世界の忌み子。
千の時を超えてなお争いは続き、
　――人を忌む神は人を襲い
　――人を尊ぶ神は人を守り
　――神と神が人を巡り争い
　――戦渦に巻き込まれた人は神を恐れ
　――神を宿す転生体を忌む
　――故に人は転生体を排し
　――転生体は居場所を失う
　――だからこそ転生体は人と神を呪う